血糖値のメカニズム

GI値に注意しなくてはならない病気というと、主に糖尿病ということになりますが、多くの女性たちや一部の男性たちが気にしている「ダイエット」にも大きく関係してくる数値です。
GI値が高い食べ物を食べますと、太りやすくなりますから、太りたくないかたにとってもGI値は重要です。
普段、よく食べるものの中で、GI値が高い食べ物と低い食べ物を覚えておくと良いですね。
できるだけ低い食べ物を食べるようにすれば、ダイエットにはもちろん良いですし、糖尿病の心配もないでしょう。
糖尿病は、どなたでもなる可能性のある病気ですから、予防のためにも、GI値についてできるだけ多くのかたに関心を持っていただきたいですね。
一般的なかたの知識としては、「血糖値が高くなりすぎると糖尿病になる」というのが、頭の中にあるかと思います。
そのため、甘いものを食べすぎたり、糖質の多い炭水化物を食べ過ぎたり、お酒を飲みすぎてはいけないという、飲食に関する知識も大概のかたは持っているでしょう。
たしかに、それはその通りでもあるのですが、血糖値に関するメカニズムを、もう少しだけ正確に覚えておくと良いですね。
簡単に説明いたしますので、難しいことはありません。
たとえば炭水化物を食べますと、胃や腸で消化されて小腸から吸収されることはお分かりだと思います。
炭水化物は糖分となり、吸収された糖分は、ブドウ糖などとなり、それらが血管の中に取りこまれ、体内を巡ることとなります。
肝臓に運ばれたブドウ糖のうちの半分が全身に送られることとなりますが、この時に、血糖値が上がります。
ブドウ糖が血管の中に増えたことを察知した膵臓は、インスリンを分泌します。
インスリンは、ブドウ糖が筋肉や脂肪組織などさまざまな体内組織に取りこまれるように作用して、ブドウ糖の形を変えたり、貯めたりします。
そうしますと、血糖値が食事前と同じくらいまで下がるというのが、普通に健康なかたのメカニズムとなります。
糖分をたくさん食べれば食べるほど、分泌されるインスリンの量が多くなってゆきますが、インスリンは脂肪の合成を高める作用がありますし、同時に脂肪の分解を抑制する作用もあります。
つまり、ダイエットの敵である脂肪が蓄積しやすくなるということです。
また、糖分をたくさん食べても、インスリンの分泌が少なかったり、インスリンの働きが鈍ったり、分泌のタイミングが遅かったりしますと、血糖値が下がらなくなりますね。
その状態が慢性的に続くと糖尿病ということになります。